「1917 命をかけた伝令」観てきました

1917 命を懸けた伝令

この映画の「ワンカット映像」にとても興味があり、また予告編の「走る」青年の姿に感動して、絶対見に行こうと、封切りの2月14日を楽しみにしていました。

この作品は、今年のアカデミー賞(第92回)で、作品賞、監督賞を含む10部門でノミネートされ撮影賞、録音賞、視覚効果賞を受賞しました。

あらすじ

第一次世界大戦が始まって3年の1917年。西部戦線では、ドイツ対イギリス・フランスからなる連合国がにらみ合っている状況でした。

同年の4月6日金曜日。第8連隊のスコフィールド上等兵とブレイク上等兵は、重要な任務を与えられます。
マッケンジー大佐率いるデヴォンシャー連隊第2大隊1600人に、ある重要な命令を伝えなければいけないのです。

あらゆる通信手段は、ドイツによって遮断され、スコフィールドとブレイクが、最後の頼みの綱だったのです。

しかし、途中、ドイツのブービートラップだらけの塹壕などドイツ占領下の街を危険と背中合わせの中、駆け抜けていきます。

2人は任務を遂行できるのでしょうか?

『1917 命をかけた伝令』TVスポット(リミット&ワンカット編)
https://youtu.be/IoA4TCeVdM8?list=TLPQMTQwMjIwMjBV6sp74gQ8Yg

監督・出演者

◆監督・脚本・製作
サム・メンデス(1965年生まれ。イギリス出身)
いくつもの舞台を演出し、数々の賞を受賞しています。1999年監督デビュー作「アメリカン・ビューティー」でアカデミー賞監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞を受賞しています。その後、「ロード・トゥ・パーディション」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」を監督しました。
2012年には、「007スカイフォール」を監督し、アカデミー賞2部門獲得しています。

https://eiga.com/person/32903/

◆撮影監督
ロジャー・ディーキンス(1949年生まれ。イギリス出身)
ハリウッドを代表する撮影監督です。この映画は、ワンカット映像による製作が注目され、今年のアカデミー賞の撮影賞を受賞しました。「ブレードランナー2049」(2018年)でも受賞しています。
この方は、アカデミー賞のノミネートだけでも下記の作品があります。
「ショーシャンクの空に」(1995年)
「ファーゴ」(1997年)
「クンドゥン」(1998年)
「オー・ブラザー」(2001年)
「バーバー」(2002年)
「ジェシー・ジェイムズの暗殺」「ノーカントリー」(2008年)
「愛を読む人」「2009年)
「トゥルー・グリット」(2011年)
「007スカイフォール」(2013年)
「プリズナーズ」(2014年)
「不屈の男 アンブロークン」(2015年)
「ボーダーライン」(2016年)
アカデミー賞の常連だなんてすごい方ですね。

◆出演者

●スコフィールド 上等兵 ・・・ジョージ・マッケイ(1992年生まれ。ロンドン出身)
2003年「ピーターパン」でデビュー。その後、「 ディファイアンス」(08) 、 「サンシャイン 歌声が響く街」「わたしは生きていける」(13)、「パレードへようこそ」(14)などのイギリス映画 に出演しています。ミュージカル映画でも主要キャストとして出演し、今回の主役に抜擢されました。

●ブレイク上等兵・・・ディーン=チャールズ・チャップマン(1997年生まれ。イギリス出身)
ミュージカル舞台「ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル」に2009年~2011年まで主役を演じました。 人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(13~16)のトメン・バラシオン役でも注目を集めました。
その他「リピーテッド」「 ブレス しあわせの呼吸 」等に出演しています。

●スミス大尉・・・マーク・ストロング(1963年生まれ。ロンドン出身)
弁護士を目指していましたが、途中俳優になることを決意してロンドン大学に通います。その後、イギリスのテレビや映画で活躍してました。
「シャーロック・ホームズ」(09)や、リドリー・スコット監督の「ロビン・フッド」(10)、「キック・アス」(10)や「裏切りのサーカス」(11)などに出演し、「記憶探偵と鍵のかかった少女」(13)で映画監督初主演を飾りました。その後も、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(14)、「キングスマン」シリーズ(14、17)などに出演しています。

●レスリー中尉・・・アンドリュー・スコット(1976年生まれ。アイルランド出身)
世界的にヒットした「シャーロック SHERLOCK」(10~)でシャーロック・ホームズの宿敵ジェームズ・モリアーティを演じブレイクし、12年の英国アカデミー(BAFTA)賞のテレビ部門で最優秀助演男優賞を受賞しました。
「パレードへようこそ」「007スペクター」「否定と肯定」「アリス・イン・ワンダーランド」に出演しました。

●ブレイク中尉・・・リチャード・マッデン(1986年生まれ。スコットランド出身)
人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の メインキャストの一人ロブ・スターク役を演じて注目を集め、 実写版「シンデレラ」の王子様役に抜擢されています。

●エリンモア将軍・・・コリン・ファース(1960年生まれ。イギリス出身)
テレビ「高慢と偏見」でブレイクしました。その後、「 恋におちたシェイクスピア」(98)、 「ブリジット・ジョーンズの日記」3部作(01~16)、「真珠の耳飾りの少女」(03)、「ラブ・アクチュアリー」(03)、「マンマ・ミーア!」シリーズ(08、18)などに出演しました。
2010年には、「英国王のスピーチ」でアカデミー賞主演男優賞をとっています。

●マッケンジー大佐・・・ベネディクト・カンバーバッチ(1976年生まれ。ロンドン出身)
BBC「ホーキング」(04)で物理学者スティーブン・ホーキング氏を演じて英国内で高い評価を受け、テレビ「SHERLOCK シャーロック」(10~)のシャーロック・ホームズ役でブレイクしました。その後、「裏切りのサーカス」(11)と「戦火の馬」(11) 「ホビット」(13・14)「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13) 等ハリウッドで活躍しています。 「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(14)ではアカデミー主演男優賞に初ノミネートされています。

感想

この映画の主役は、ハンサムというわけでもなく、カリスマ性があるわけでもないごくごく普通な感じの青年です。
映画を見ていると、彼がだんだんたくましくなっていくのが伝わってきました。
この青年の「責任感」「使命感」の強さは、あの「走り」でわかります。
時間に間に合わせるために、とにかく走ります。
爆撃を受けようが、弾が飛んでこようが、まっすぐにマッケンジー大佐に向かって走っていきます。その姿が、感動的です。
途中で逃げようだなんてこれっぽっちも感じていません。

「ワンカット映像」、それぞれのシーンがすべてワンカットで撮影され、全体が継ぎ目なくつながって、まるで一つの長回しのシーンのように見えます。
この撮影の目的は、「リアルタイム」「臨場感」を演出するためです。
私たちは、まるで戦場カメラマンのように、これは目の前で起こっているんだと感じてしまうほどのリアル感です。
この迫力は、映画館の大きな画面だからこそ伝わってきます。

サム・メンデス監督の作品をこれからも楽しみにしています。

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