線虫が人類を救う理由

線虫

こんにちは
最近、がん検診の方法に「線虫」という農家から嫌われている1ミリくらいの小さな生物が、大きな役割を担っていることが発表されました。

がんは、日本人の死因第一位を占めているにもか変わらず、「時間がかかる」検査費用がかかる」ということで、 日本のがん検診率は諸外国と比較しても低く、4~5割程度に留まっています。

そこに登場したのが、線虫を使ったがん検査なんです!

東京のベンチャー企業が発見した画期的なこの検査について書いてみたいと思います。

1、線虫とは?
2、がん検査にどのように役立つのか?
3、料金はどのくらいかかるのか?

1、線虫とは?
線虫は、自然界では土壌中に生息し、目や耳はなく匂いを頼りに生きているため嗅覚が非常に発達しており、約1200種類の嗅覚受容体遺伝子を持っています。
ヒトは約400種類、嗅覚に優れているイヌが約800種類なので、それだけ並外れた能力を秘めていることは明らかです。
線虫は、線形動物の総称で見た目は細長い糸状、色は透明なため目で確認することはできません。

ムシと言っても、昆虫ではなく土の中で暮らしている動物です。
農作物を加害する線虫は植物寄生性線虫と呼ばれる仲間で、主に土壌中に生息し、植物に寄生して栄養をとり生活しています。

2、 がん検査にどのように役立つのか?
線虫を使う理由は、機械にはまねでマネきないほどの優れた嗅覚を持っているということと飼育コストが安価ということです。

線虫の「好きな匂いに近づき、嫌いな匂いから遠ざかる」という化学走性を利用した新しいがん検査です。
線虫は、がん患者の尿に近づき、健常者の尿からは遠のくという結果が出ています。
この時の尿は1滴だそうです。
しかもステージ1や0の時にも反応するというものすごい嗅覚を発揮してしまうんだとか。

線虫が反応することがわかっているがん種は、
胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭
の15種類のがんとのことです。

自覚症状のない段階のがん検診に、これを取り入れることで、早期発見・早期治療に結び付けることが大切です。

その通りですよね。

「簡単(尿1滴)」「安い」「高精度」「早期発見可能」「苦痛がない」「大体のがんを調べられる」と、良いことづくめのこの検査!

ぜひぜひ受けてみたいものですね。

3、 料金はどのくらいかかるのか?
2020年1月に実用化されるそうですが、9800円を予定しているそうです。
破格の値段ですよね。

私も早く受けてみたいです!

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