最強生物! その名は「クマムシ」

最強生物
Credit: eyeofscience/ science source images

とても気持ち悪い見栄えですね。
なぜ、このクマムシについて書いてみようかと思ったのか?

先日、自宅でDVD「キング・オブ・モンスターズ」を見たのですが、その時に、ゴジラの放射熱戦、キングギドラの引力光線、ラドンのソニックブーム、モスラのクロス・ヒートレーザーなど、力強い攻撃が画面いっぱいに広がり、これでは地球全滅だろう・・・と思った時です。

いや、この光線を浴びても生きている生物がいる!

そう、それがクマムシなんです。

1、クマムシはどんな生物なのか?

2、クマムシの何がすごいのか?

3、クマムシはどうやって死ぬのか?

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1、クマムシはどんな生物なのか?
 ムシではなく、「緩歩動物(かんぽどうぶつ)」といって、 4対8脚のずんぐりとした脚でゆっくり歩く姿から緩歩動物 と呼ばれています。
大きさはとても小さく、 0.5mmほど、最大でも1.5mm くらいです。
海洋・陸水・陸上のありとあらゆる環境に生息しています。
およそ1000種以上が確認されているそうです。
食べ物は、植物やバクテリアを食べています。肉を食べるものもいれば、時には共食いをすることもあるそうです。

2、クマムシの何がすごいのか?
  彼らは体の水分がなくなると、「乾眠」という状態になり、仮死状態になります。
周りに水がなくなって体が縮んで「たる」のような「乾眠(かんみん)」状態になると、不死身の力を発揮します。
普通の生物なら体中の水分がなくなれば死んでしまうが、このクマムシは、 休眠状態になり、いったん活動を止めてしまいます。
どうやら特殊なたんぱく質があり、細胞を守っているようです。
人間が耐えられないような強い放射線はもちろん、空気の無い状態、そして摂氏150度の熱さ~マイナス273度の猛烈な寒さ、さらに電子レンジでチンしても水をかけると復活するといいます。
イスラエルの探査機(べレシート)に数千のクマムシが、搭載されましたが、月面に墜落してバラまかれてしまいました。
もし、墜落後生き延びた場合、何年もたってから水を得たら生き返るかもしれません。

3、 クマムシはどうやって死ぬのか?
 クマムシは最強と言われていますが、 踏んづければペシャンコになっちゃいますし、火にくべれば真っ黒焦げです 。
生身のクマムシを上記の絶対零度や高温下にさらせば、たちまち死んでしまいます。

クマムシが上記のような極限環境で耐えうるには、クリプトビオシス (クリプトバイオーシス, cryptobiosis) という状態になっていることが大前提です。

クリプトビオシスとは?
乾燥などの厳しい環境に対して、活動を停止する無代謝状態のこと です。
生命活動が完全に停止している状態ですから、とても生きているとは言えない状況です。
でも、死んでいる状況でもないんです。
環境さえ整えばいつでも命を吹き返すのですから。。

こういう無敵の 乾眠(かんみん) 状態ですが、クマムシ以外でもいるそうです。
ワムシセンチュウ (線虫)  もこの能力を身につけているようです。

ちなみに、 クリプトビオシスにならずに活動状態のクマムシの寿命は3ヶ月から半年ほどです。

いかがですか?
こういうびっくりするような生物が存在するんですね。
調べてみないとわからない世界がたくさんあるなんて、とても興味深いです。
これからもどんどん調べて得体のしれない生物を知っていきたいと思います。

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