リチャード・ジュエル 人は簡単に冤罪に巻き込まれる!

リチャード・ジュエル

毎週月曜日は、イオンシネマでは映画を1100円で観ることができます。
早速、クリントイーストウッド監督の「リチャード・ジュエル」を観てきました。

この映画は、現在89歳のクリント・イーストウッドの40本目となる最新作です。1996年のアトランタで実際に起きた爆破事件の真実を描く問題作です。
製作には、レオナルドディカプリオも加わっています。
この映画について書いてみたいと思います。

あらすじ

1996年、アトランタオリンピック7日目の深夜に、警備員リチャード・ジュエルは、記念公園で不審なバックパックを発見。
中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾だった。
ジュエルは、周りの人たちを避難させ、大事故を未然に防いだため、一時英雄としてメディアでも引っ張りだこだった。
しかし、数日後、メディアは英雄視されていたジュエルを、一転、被疑者として報道した。
これは、FBI(連邦捜査局)が、 捜査のマニュアルにのっとり、爆弾の第一発見者であったジュエルを有力な容疑者とみなし、それを報道機関に漏洩したためである 。
その日から、ジュエルとその母親は、バッシングされる日々を過ごすことになる。
そこに立ち上がったのは、ジュエルと親交のあった弁護士ワトソン・ブライアントである。
人が良く、正義感が強いが権力者に遠慮してしまうジュエルをワトソンは、叱咤しながら奔走する。
無実を証明するため、ジュエルとワトソンは、FBI、マスコミに戦いを挑んだ。

監督・出演者

◆監督
クリント・イーストウッド(1930年生まれ。サンフランシスコ出身)。
当初俳優として西部劇など出演していたが、「ダーティハリー」シリーズで大ブレイクした。その後、監督としても「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー作品賞と監督賞を2回受賞している。

◆出演者
●リチャード・ジュエル・・・ポール・ウォルター・ハウザー(1986年生まれ。ミシガン州出身)。
10代からコメディアンとして舞台に立ち、のちに俳優としても評価される。2017年の「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」で実在の人物を演じ、その際大幅な減量に成功している。

●弁護士ワトソン・ブライアント・・・サム・ロックウェル(1968年生まれ。カリフォルニア州出身)。
「スリー・ビルボード」では、アカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞などを受賞しています。その他「グリーンマイル」「アイアンマン2」「ジョジョ・ラビット」等ヒット作に次々と出演しています。

●母親ボビ・ジュエル・・・キャシー・ベイツ(1948年生まれ。テネシー州出身)。
1990年「ミザリー」でアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞している。その後も多くのテレビドラマ・映画に出演している。

●FBI捜査官トム・ショウ・・・ジョン・ハム(1971年生まれ。ミズーリ州出身)。
教師から俳優へ転身している。
2008年テレビドラマ「マッド・メン」でブレイクし、ゴールデングローブ賞男優賞受賞(ドラマ部門)。この作品の最終シーズンでエミー賞も受賞。

●記者キャシー・スクラッグス・・・オリビア・ワイルド(1984年生まれ。ニューヨーク出身)。
2004年テレビシリーズ「The O.C.」のアレックス・ケリー役でブレイク。
2009年のマキシム誌による「セクシーな女性100人」の1位に選ばれた。
「トロン:レガシー」「her/世界でひとつの彼女」など映画にもコンスタントに出演してる。

感想

冤罪の恐ろしさを感じました。
特ダネをつかみたいという記者の思いと早く犯人を上げて手柄を立てたいというFBIの思いが、歪んで交錯してしまうことで1つの冤罪が出来上がってしまうのです。
犯人にされてしまった青年も、「良い人」という部分だけではなく、ミリタリーオタクで、家には銃もあり、白人でデブ、近くにいるのが男性の友人ということで同性愛者と思われてしまう。そんな表には出したくない裏の部分もフォーカスしてしまうところは、さすがイーストウッドです。

人は、国家権力に弱い。
リチャードも、FBIの違法捜査にまんまと騙されて、都合の良い言葉を録音されてしまいますが、弁護士のワトソンがササっとやってきて助けてくれます。
リチャードの生き様や性格の良さでワトソンは、守ってくれたんですね。
そんなジュエルも最後は、FBIに対して強く言い放ちます。
「証拠はあるんですか!」と。
まぁ、最初に言って欲しかったことではありますが。。

母親ボビ・ジュエルを演じたキャシーベイツの演技も光っていました。
息子を思う気持ちがあふれており、記者会見での涙の訴えは胸を打たれました。

クリントイーストウッドの作品をもっと見ていきたいです。
もっともっと長生きしてほしいですね。



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