ジョジョ・ラビット 素晴らしくピュアな男の子がカワイイ

ジョジョラビット

こんにちは
今年のアカデミー賞ももう少しで決まりますね。

候補作品の「ジョジョラビット」に興味があったので、観てきました。
9時40分開始だったのですが、混んでいませんでした。
きっと、天気が悪いのと朝早かったからかもしれません。

映画が終わると、必ず近くのサイゼリアで299円のミラノドリアを食べながら、パンフレットを読むのが習慣になっています。

とっても感動しました。

この映画について少し書いてみようと思います。

http://flying-postman.com/sapporo/info191120/

あらすじ

10歳のジョジョは、ヒトラーユーゲントの合宿に参加します。
とても厳しい訓練で疲れ果ててしまいますが、ジョジョにはいつも空想上の友達「アドルフ・ヒトラー」が近くで励ましてくれるのです。
ある日、上官からウサギを殺せと命令されますが、できませんでした。
その時についた不名誉なあだ名が「ジョジョラビット」。

落ち込んでいるジョジョをアドルフや実在の友達ヨーキーが励まします。
そして、気を取り戻してはりきって訓練に臨むのですが、はりきりすぎて、手榴弾の投擲訓練に失敗し、大けがしてしまいます。

たった一人の優しい母親がユーゲントの事務局へ抗議に行きます。
そして、ケガが完治するまでクレンチェンドルフ大尉のもとで体に無理のない仕事をすることになったのです。

ある日、ジョジョは自分の家の隠し扉を見つけます。
そして、そこに見知らぬ女の子がいることにびっくりしてしまうのです。

ジョジョは、とてもピュアで何でも信じてしまう男の子です。

見知らぬ女の子、エルサの「ユダヤ人とはこうだ」という説明に引き込まれていき、今まで教わってきたことと違うことに気づいていきます。

ある日、秘密警察のディエルツ大尉が部下と共に自宅にやってきます。

エルサはうまく逃げ切れるのか?

第二次世界大戦の最終局面を迎えて、ジョジョの運命はいかに?

監督・出演者

監督・・・タイカ・ワイティティ。1975年生まれ。最近では、「マイティ・ソー バトルロワイヤル」を手掛けています。「ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル」(2016年)では各国で数々の賞を受賞しています。
この映画のアドルフ・ヒットラーの役は、監督ご自身で演じられています。

出演者
●ジョジョ・・・ローマン・グリフィン・デイビス(ロンドン出身)
この作品がデビュー作。父親は、アカデミー賞受賞作「スリー・ビルボード」などを手掛けたベン・デイビス

●エルサ・・・トーマシン・マッケンジー(2000年生まれ。ニュージーランド出身。父親は映画監督、母親は女優です)
2018年の「足跡はかき消して」で主人公の娘役を演じ、大絶賛されています。これからが楽しみな女優さんですね。ベッキーさんに似ていませんか?

●母親ロージー・・・スカーレット・ヨハンソン(1984年生まれ。ニューヨーク出身)
「ロスト・イン・トランスレーション」で演技力を高く評価されます。「マッチポイント」では、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされてます。その後、いろいろ出演していますが、「アベンジャーズ」シリーズのブラック・ウイドウ役でブレイクしています。

●クレンチェンドルフ大尉・・・サム・ロックウェル(1968年生まれ。カリフォルニア出身)。
「スリー・ビルボード」では、アカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞などを受賞しています。その他「グリーンマイル」「アイアンマン2」等ヒット作に次々と出演しています。

●ミス・ラーム・・・レベル・ウイルソン(1980年生まれ。シドニー出身)
2012年に大ヒットした「ピッチ・パーフェクト」に出演し、数々の賞を受賞してます。とてもパワフルで明るいキャラでしたね。

感想

とにかくジョジョがカワイイ!
テーマは重いのですが、ブラックユーモア的な表現で涙を笑いに変えてくれます。
アドルフとジョジョが一緒に手りゅう弾の投下訓練しているシーンは、恐ろしい訓練なのに笑ってしまいました。

『ジョジョ・ラビット』 ©2019 Twentieth Century Fox

また、後半にナチス秘密警察がジョジョの家にやってきますが、一人が「ハイルヒトラー」というと、全員が一人ずつ「ハイルヒトラー」を繰り返すシーンも皮肉っていますよね。

子供たちは純粋です。
教えられたことをそのまま信じて突き進みます。
目の前で多くの人たちが手りゅう弾持って死んでいるところを見ても、子供たちは、ミス・ラームに手りゅう弾を手渡されて「はい、これ持ってあっち行けぇ」と言われれば、あたふたしながら授業の一環のように突っ込んでいきます。
このシーンは、恐ろしくて恐ろしくて涙が止まりませんでした。

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この映画を見て、思い出した映画があります。
縞模様のパジャマの少年」という2008年公開されたイギリス・アメリカ合作映画です。
この映画も純粋な子供が出てきますが、こちらはどうしようもなく心に重い鉛がのしかかるような悲劇で、何とも言えない印象を持ちました。

戦争をテーマにした映画は、結局のところ国家に利用された市民たちが意に反して相手の命を奪う仕事に疑問を呈して、抵抗していくか、または何も感じずに国家に忠実に従うかに分かれて、そのジレンマに苦しむ物語がほとんどだと思います。
何といっても、人が死ぬんです。
この世から消えて無くなってしまうんです。
純粋な子供たちには、未来に希望をもって戦争のない平和な世界を見てほしいと願わずにはいられません。

そんなことをこの映画を見て考えさせられました。

 


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